竹切り 胸が熱く 台風16号

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今日もブログ訪問ありがとうございます。

先日七畝組(自然農 田んぼの学びの場)の竹の切り出し作業を実施いたしました。
こちらの方は無事に完了しました。

しかし今日予定していた田んぼの体験型オーナー制の竹の切り出し作業が台風16号
阻止されてしまいました。
この竹は、稲刈り後に稲を乾燥さすために掛干しするのに使用します。

台風は、今の時期嬉しくないのですが、そのお陰で体験者の方のお話を聞く機会を得ました。
今年の田んぼは、草がたっぷりと生えました。田植え後に雨が続いて水を一定に保つことが
困難になり、草が生えてしまったのです。
そのことでオーナーの皆様には、大変ご苦労をお掛けしたと思います。

その方のお話しとは、「今年は、田んぼに草が多くて泣きながら草を取りました」
 「例年であれば、草取りは1時間ほどで終わるのですが、、、
 その日は、主人が田んぼに来れなくて、子供達二人と一緒に草取りに挑んだのです。
 しかし二時間しても半分しか終わらず、主人に泣き言をメールしたところ、
 途中で投げ出すのか! との返事、子供の手前もあり作業を続けました。
 その中で子供達と人生について語りながらの作業でした。
 その後休憩しながら何とか無事に終えることができ、達成感と充実感、そして子供達と
 過ごした濃厚な時間、それらを味わうことができたのです」

ということでした。私も草取りでは苦労した思い出がありますので、その光景が正に
目の前で繰り広げられているようにリアルに浮かんできました。

大変な思いと、良い思い、それらはどちらが良いとか、悪いでなく、体験することが
大切で、それをどう捉えるか、どう生かすかが大切だと思います。

貴重な体験談をいただき、胸が熱くなりました。
ありがとうございました。