大切なことは身近に

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寒くなってきましたね。

そんな中、学びの場の脱穀を無事に終えることができました。

学びの場なのでメンバーの都合に合わせて日程を決めますが最初に設定した日程は、朝一と途中での降雨によって延期にしましたが予備日に作業を終えました。

中々人間の都合に合わせてくれないお天気でした。

この学びの場の田んぼでの脱穀が今年最後の脱穀でした。

種籾用の籾は、昔ながらの足踏み式脱穀機を使用します。

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人力での作業ですから大きな音も出ませんので会話しながら作業できます。

作業しながらの会話は、日頃言いにくいようなことや悩み等も楽しく話せます。

脱穀機で脱穀した後にふるいにかけて長い藁や葉を取り除きます。

そして唐箕にかけて風で藁くずなどを飛ばして籾だけを選びます。

はじめて経験するメンバーもいて、先人の知恵に感心と驚きの声を上げていました。

私もはじめての時は、凄い物を作り出したものだと感心しました。

忘れかけていたことを新たなメンバーと経験することで思い出させてもらいました。

大切なことは、身近(心の中)にあるものかもしれません。

初心に帰って手作業

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季節が進んで一気に秋になった宮崎です。

そんな中、脱穀後半です。

毎年味噌を作ってお客様にご購入頂いておりまして、米と大麦は自分で育てているのですが、大豆は作っていないので無農薬の間違いない品物を知人が育てておりますのでそれを購入し、材料を宮崎の味噌屋さんで麹をつけてもらって味噌に加工してもらっていました。

今年は大豆を少しでも自分で作ってみようと試みてもうすぐ収穫を迎えます。

大豆はお米のように増えませんのでどれぐらい足しになるか分かりませんが、、、

刈り取って乾燥し、脱穀、風で選別し、さらに目で選別します。

大量に作っている方は、大きな機械で収穫して、選別も専用機で行いますが私のところでは、少量なのですべて手作業で行います。

米作りも始めた頃は15畳程の広さの田んぼですべて手作業でした。

手作業を経験することで機械の仕組みや、有難さをより実感することができます。

じっくりと手作業することで初心に帰り作物の有難さや自然を味わいながら手作業を楽しみたく思います。

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今は気付いてはいないが本心で望んでいること

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お天気が安定しだした宮崎です。

そんな中、稲刈り後半 学びの場で田んぼの稲刈りでした。

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自給自足を目指したり、お米作りを体験したい方々が集まって田んぼの学びがスタートしました。

私が赤目自然農塾で学びを始めたのが2000年の事でした。

あれから21年が過ぎましたが、師匠から教えて頂いた学びを宮崎で伝えることになるとは夢にも思いませんでした。

ここ宮崎で学びの場が始まったのが2007年のことでした。

最初はとある方が自然農を教えてください、と言ってこられたところからでした。

私が宮崎に移住したのは、自給自足の農的な生活を目指してのことでしたから

教える(伝える)と言う事を考えたこともありませんでした。

教え始めてみると上手く伝えられていいるかは別にして、出会う方たちが非常に

良い方ばかりでご縁のある方は、長いお付き合いをさせてもらってとても有難く

この出会いの為に与えられた場なのだと思えるようになりました。

出会いは、自分で操作することができない出来事です。

人生の時間は限られているので、多くの良い出会いを頂くことが奇跡的だと思います。

普通に農業しているだけならこのような出会いを頂くこともありません。

起って来た出来事に沿って行くことで自分の望んだ方向性ではないにも関わらず、

今は気付いてはいないが本心で望んでいたという事に出会うことができるのでは

ないかと思います。

 

心を柔らかくしたい

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お天気が不安定な宮崎です。

そんな中、稲刈り真っ最中です。

先日は、田んぼのオーナー様の稲刈りを実施しました。

途中雨がパラついたりしてスッキリしないお天気でしたが

無事に終えることができました。

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今年は台風がそれてくれているので助かっています。

数年前は、稲刈りを終えて掛干ししている最中に台風通過で

ハゼが倒壊し修理するのに4日かかったり、

稲刈り中に機械が壊れて作業を中断しなければならなかったり

稲刈り直前に虫が入って稲が倒れてきて、急遽稲刈りを早めたり

思い返すと様々なアクシデントあり、また多くの人に助けられここまで来れました。

その思い出は宝物でありまたかけがえのない体験経験となりました。

農家は毎年一年生という言葉があります。

毎年違う気象条件で対応していかなければならないと言うこと等を例えた言葉です。

これらは農業だけに言えることでは無いのかもしれません。

あらゆる出来事に柔軟な対応ができるように心を柔らかくしたいものです。

 

 

ワクワク感を増やしたい

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古代米が花盛りを迎えています。

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写真は赤米です。写真で見るよりも実物を見ると凄く美しいです。

この品種の赤米は、原種に近い品種で背が高いのが特徴です。

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左隣の背の低い赤米、右隣の緑米と比べても格段に背が高いです。

背が高いですから穂が長く、穂が長いと収量が多いです。

収量が多いと言う事は、生命力が高いとも言えます。

しかし背が高い分、風の影響を受けやすく倒伏しやすいです。

品種改良を重ねて背が低く耐倒伏性の高い品種によって私達の食卓は安定しています。

 

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 この写真の稲は、仲間が種籾を分けてくれた香り米です。

はじめて作る品種なのですが、赤米と同じく背が高いです。

美味しくて借金がなくなるほど良く売れるらしく、借銭切りと言う品種です。

私もこの香り米を食べたことが無いので、収穫を楽しみにしています。

久しぶりに新たな品種を作りましたが、ワクワクします。

新たなことに挑戦するときに感じるこのワクワク感、

このようにワクワクした感覚を感じる時間を増やしていきたく思います。

 

自然の力、法則、節理

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残暑が厳しいですね。

そんな中、稲の花が咲いてくれています。

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例年と比べて花が咲くのが遅い感じがします。

あれだけ大雨が続いたので、稲が季節を勘違い?

もしくはタイミングを図っていたのかもしれません。

あの雨の中花が咲いても結実できないのかもしれないです。

毎年桜の開花の時期が変わるようにこの気候だとこのタイミングと言うように

ベストなところを狙ってくるのだと思います。

そう思うと植物と言うのは凄いと思います。

誰かが教えた訳でもないのに最高を目指して生きる

これが自然の力、法則、節理と言えるかもしれません。

人間は、昔自然の摂理の沿って生きることしかできなかったしそれがベストだと

分かっていたのだと思います。

本来沿うべき物を支配、コントロール、しようとしてしまって本来の道からずれる。

人間は考えることができる、自然に沿うとはどう言う事なのかを考えたく思います。

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知ることで本来の道へ

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雨が続いている宮崎です。

そんな中、田んぼの集合日でした。

雨が激しく降っていましたが、皆が集まれる日が限られているので作業をやりだすと

雨がゆるくなってきましたのでそのまま続行し無事に作業を終えることができました。

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晴れて暑いのも大変ですが、これだけ雨が続くと言うのも、、、

植物は光合成をして育つので長雨はやはり心配です。

 話は変わりますが、先日ミツバチに関する書籍を読みました。

昨年知り合った養蜂されている方にお借りした書籍です。

食物はミツバチ等によって受粉することで結実し食べることができる

とありました。(わかっていたつもりでしたが改めて理解しました)

ミツバチは毎年減り続けてこの調子でいくと絶滅もありえると

ミツバチが農薬などで死んで減っているとは聞いていましたがまさか絶滅の危機とは

女王バチの生命力が落ちていて繫殖力の低下により激減しているとのことでした。

今まで少しでもミツバチを守ることに貢献(農薬を使わない)できていたと思うと

同時に養蜂にもさらに興味が湧いてきました。

今まで知らなかったことを知ることで新たな気付きを得ることでできる。

そして行動することで本来の道に立ち戻ることができると思います。

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養蜂家の方が巣箱を持参してくれて自宅に設置した巣箱です。

今回はミツバチは住んでくれませんでしたが、ミツバチが視察には来ていました。

次回ミツバチが住んでくれることを楽しみにします。