人間と言うのは〇〇な生き物

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早くも梅雨入りした宮崎です。

そんな中、あの強風でいつもと手順を変えての苗作りですが

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ほぼ上手く発芽してくれました。

しかし一部の苗が発芽せずに焦っていましたが、時間とともに発芽してくれたものの成長が悪く、やはりいつもの手順を変えてしまったのがいけなかったのか、しかし変えるしかなかった、あの強風の中では、と心の中でつぶやいていました。

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この写真のように成長が悪くばらつきがあるのです。

このまま我慢して成長を見守るか、もしくは追加で苗を作るか

迷った末に追加で苗を作り田んぼに置きました。

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するときれいに作った苗箱を猫が踏んでいる~

おそらく籾を見つけた鳥やネズミが寄って来たところを猫が襲いにかかったのではないかと、自然の循環を見せられたと共に「猫野郎」と心でつぶやく

しかし実りを迎えて雀が米を食べに来ているときは、猫が見張ってくれると有難い。

人間と言うのは勝手な生き物ですね。

強風で引き裂かれた

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雨が降っている宮崎です。

先日から雨のやみ間で稲の種まき作業を実施しました。

苗箱に土を入れて、種籾を蒔いて鎮圧、覆土し再度鎮圧します。

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そして前もって代掻きして土を平らにした水田に苗箱を整然と並べます。

その後散水を行い、ラブシートをかけてその上に稲育苗用のシートを被せましたが先日からの強風でシートが風であおられて、引き裂かれてしまう始末。

ですから風が収まるまでラブシートのみで様子を見ることに。

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ラブシートのみですと毎日の水やりをしなくてはいけなくなり、風がおさまるまで朝夕の水やりを行いました。

そして昨日やっと風が収まって育苗用のシートを被せました。

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育苗するときに教科書のようなものがあってそこには、ラブシートをかけてすぐに育苗用のシートをかけなさい。とありますのでそのやり方で今まで十数年きたものですから非常に戸惑いました。

この時期にここまでの強風を体験したことがありませんでしたし、まさかシートが引き裂かれてしまうとは、、、もうシートをかけずそのままにするしかありませんでした。

結果はまだ分かりませんが、上手く芽が出ることを祈りつつ見守りたく思います。

何かに出会って始めることで新たな道が開かれる

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稲の苗作りを田んぼのオーナー制の皆様と一緒に始めました。

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種籾を水につけて浮いてくるものを除去します。

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そして60度のお湯で7分間つけて消毒します。

薬剤を使わずに種から育てる方法です。

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その後、積算温度120度(10度の水だと12日間)つけると発芽します。

芽出しした種籾を使用し苗箱に播種します。

この方法を知って資料を取り寄せて読んだのが約12年程前のことです。

その資料を読んだときにこれだったら自分にもできる!
と言う希望に満ちた気持ちになったのを思い出します。

何かに出会って始めることで新たな道が開かれる。

出会いに感謝です。

寛大な心で待つ

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お天気が良い宮崎です。

そんな中、麦が少し色づいてきました。

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作物が食べごろに近づくと決まってやってくるのがあれです。

穀類は特に雀が好んで、朝に夕にと食べまくってくれます。

私が畑にいれば火薬鉄砲の音で追い払いますがずっとそこにいることも

できませんので防鳥を考えたくなります。

広い麦畑で鳥を防ぐのは困難で、確実に防ぐにはネットを張る等の

対策がありますが、当然ながら手間と時間と費用が掛かってきます。

そこで計算してみました。

雀の一度に食べる量は小さじ半分ほどだと聞いています。

集団で行動しますので20羽として一度の食事で100㏄程

朝夕2回とすると一日当たり200㏄程

これが45日続くとして9000㏄(約7.5㎏)になります。

そのぐらいだったら食べていいよ。と太っ腹なふりをしつつ

畑に行くと追い払うの繰り返し。

作物の1/3は神様の物、1/3は動物の物、1/3は人間の物と師匠に教わっていました。

ですから寛大な心で無事収穫できる日を待ちたく思います。

 

 

ご縁を大切に

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雨が多い宮崎です。

そんな中、苗床の草取りと麦畑の草刈りを実施しました。

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毎年水田の裏作で麦を育てています。

その様子です。

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その日は、新しい仲間が入って賑やかに実習をしました。

昨年まで一緒に学んでいた仲間のNさんが実家(長野県)にUターンされると

言う事で夜には壮行会を行いました。

精進CHAGOと言うお店での壮行会で厳選素材を活かした美味しいお料理を

いただきながら出会った頃からの思い出を振り返りながらの時間でした。

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 (写真の他にも一品が何品かありました)

今回のように先に分かっているお別れだと良いのですが突然の別れもあって

私も何回か経験がありますが、なんとも言えない喪失感におそわれます。

Nさんとは物理的には遠くになりますが、せっかくご縁があって出会ったので

大切にご縁を繋いでいきたく思います。

最初の一歩

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雨が多い宮崎です。

そんな中、麦の穂が立ってきました。

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いつも思いますが、いのちの営みというのは間違うことがありません。

適期に的確に種を蒔くと時期を間違うことなく子孫を残す営みに入って行きます。

そのことによって私達を生かしてくれます。

しかし人間は間違うことがあります。

より多くを望んで化学肥料を用いることで栄養過多になり作物が軟弱になって

病気になり(贅沢病?)薬(農薬)をかける。

農薬が誕生したことで農民が重労働から解放されたと言う面もあり、そのことで

生かされてきた私がありますので一方的に否定はできません。

しかし気付いたならば変えて行くことができます。

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雨の中自然農園の集合日でした。

気付いたことを実践できる場所があります。

最初の一歩を踏み出すことは勇気が必要だと思いますが、やってみると

新たな世界が広がると思います。

せねばならない事→楽しく学びに

いつもブログ訪問ありがとうございます。

雨が多い宮崎です。

数日前のことですが、今年の田んぼの学びがスタートしました。

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苗床の準備から始めます。

草を刈って、表土を削り、平坦にして、米ぬかを蒔きます。

そして藁を被せて2か月寝かせます。

その間に虫や微生物がぬかを食べて出してを繰り返して土が豊かになっていきます。

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苗床準備完了です。

その作業の後に取水パイプの固定金具が外れていましたのでコンクリート壁に穴をあけて金具を固定する作業を皆で行いました。

このような作業は毎年一人で行っていましたが、今年は皆と一緒にという気持ちになりましたので実施したところ「このようにしてやるのですね」と皆さん興味深々で見守っておられました。

そうか、私に取ってのしなければならないことは、知らない人にとっては知りたいことなのかもしれない! そう思ったときに新たな道が開けたような感じになりました。

やらないといけないを楽しく学びに変えて行くことができればお互いにとってこれほどいいことはありませんね。