田植えを終える

いつもブログ訪問ありがとうございます。

梅雨空の続く宮崎です。

そんな中、田植えを無事に終えることができました。

f:id:naoniisan:20200629174058j:plain

苗が元気に育ってくれました。

知人の関係者が天然由来(温泉水を素に)の農業用資材を開発したので使ってみないかと言う事でサンプルを送っていただき使ったところいい感じです。

毎年行っている苗作りから田植え等同じことの繰り返しではありますが、人に教わったりまた自分で考えて工夫したりするのですが、もうこれ以上はないというところがなく上というのはどこまでもあるし、工夫の仕方というのも無数にあります。

自然相手なので、全体の流れを考えつつその場その時の判断が大切になります。

毎年変化する天候や状況にいかに沿うことができるかにかかっていると私の師匠が言っていたのを思い出します。

沿う練習をするのに中心になる人を決めて、例えば食事の準備や田畑での整備等その人に沿うと言う事をしていました。

上手く沿えない時と沿える時とがありましたが、やはり沿えた時は流れがスムーズですし、気持ちも身体も楽でした。

いつも柔軟な気持ちで人や自然に沿える自分になりたく思います。

f:id:naoniisan:20200629174914j:plain

写真は田んぼの体験型オーナー制の田植えの様子です。

稲の芽吹き

いつもブログ訪問ありがとうございます。

パソコンが壊れて更新が滞っていました~

このところお天気が不安定な宮崎です。

 

そんな中、稲が芽吹いてくれました。

f:id:naoniisan:20200524145300j:plain

今年も無事に芽吹いてくれたこと、大変有難くまたホッとしました。

「毎年のことなのに心配なのですね」と言われる方もいらっしゃいますが、

だんだん慣れては来ましたが、それでも実際に芽を見るまではドキドキです。

 

芽が出てきた稲をしばらく見ていると何だかウキウキとした気持ちになってきます。

これ以前に教わった植物が育っていくときの幸福感が伝わってきているのかも、と味わっていました。

酒もたばこも植物からできているのですが、やはり植物の幸福感が伝わるそうです。

これからしっかりと育って私たちの生命の糧になってくれるのが楽しみです。

自然農塾を実施しました

いつもブログ訪問ありがとうございます。
桜の花が咲き始めましたね。

そんな中、平和台自然農園の実習をしました。

f:id:naoniisan:20200322114601j:plain

ジャガイモ、小松菜、オクラの種まきをしました。

子供さんも参加されて、つくしを採ったりして楽しんでいる姿が印象的でした。

ここは自然農の実習体験畑です。

掘ると石が出たり土が硬かったりして畑にはあまり向かない感じです。

それでも参加されている皆さんは上手に育てておられます。

楽しく土に触れて、健康な野菜を収穫されてご自身も癒されている姿を見るのが私の楽しみでもあります。

 

背景に写っているのは、水田です。

宮崎は、温暖な気候を利用し早期水稲(早く田植えし早く収穫する稲)が広く行われています。既に田植えを終えたところもあります。

世間は騒然としていますが、そんな中でも自然の営みは変わらず、私達を癒してくれるのだと改めて思います。

 

藁セラピーとは

いつもブログ訪問ありがとうございます。

2月もいよいよ終わりですね。

そんな中、稲の苗床の準備です。

種蒔きは、4月ですが草を削って土を平らにして米ぬかを蒔き藁を被せます。

この状態で約2か月寝かせます。

すると米ぬかを食べに虫やカビや微生物たちがやってきてぬかを分解し土が豊かになります。

 

f:id:naoniisan:20200218142139j:plain

私が以前脱穀の時に藁束の上に寝転がったことがあってそのまま5分か10分ほど寝てしまいました。すると疲れがすっかりとれた経験がある話をしたところ素直なメンバーの皆さんは早速実行されて、すっかり癒された様子でした。

藁セラピーとでも言いましょうか、機会があったらやってみて下さい。

短時間で癒されますよ~

 

いのちの交代

いつもブログ訪問ありがとうございます。

昨日は、台風が来たかと思うぐらい風雨が激しかった宮崎です。

先日は、収穫祭を賑やかに終えることが出来ました。

ご協力を頂いた皆様、ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。

f:id:naoniisan:20200128150155j:plain

写真は、収穫祭でのジャンケン大会の様子です。

 

 そんな中、麦が育ってくれています。

f:id:naoniisan:20200128145358j:plain

 収穫祭開催に当たり開催するか否かで大変悩みました。

というのは、大切な仲間が亡くなり収穫祭当日が葬式でした。

葬式に参列したくもありましたが、いつもその仲間は収穫祭の準備、そして当日も参加してくれて非常に楽しんでいたことを思い出し彼も体は失ったが、きっと魂は参加してくれるはずと思って実施しました。

 ある方が教えてくれましたが、亡くなるという事はあの世に生まれるという事だと。

出会いがあれば必ず別れが、、、

夏の命の稲から冬の命の麦へと交代するように、、、

出会いに感謝して、彼のご冥福をお祈りします。

 

昔ながらの脱穀

いつもブログ訪問ありがとうございます。

昔ながらの脱穀作業をしました。

脱穀までに掛け稲をして籾を乾燥させます。

 

1.足踏み式脱穀機で脱穀

2.ふるいにかけて大きな藁くずなどを除去します。

3.唐箕にかけて風で籾と藁くずを選別します。

f:id:naoniisan:20191121214812j:plain

4.選別した籾を袋に入れて保存

5.食べる時に籾摺り、精米をする

昔は、籾摺りや精米も水車小屋でやったり石臼を人がついたりして

籾を外したり、精米したりしていました。

今は、機械が進化して人の作業も随分と楽になりました。

しかし最新式の稲刈り機(コンバイン)の中にも足踏み式脱穀

に使われている脱穀ドラムがあって、唐箕が機械のなかにあって

回転さすのは、動力ですがその仕組みは、先人の知恵が生かされて

いることを知る人は、少ないのではないでしょうか?

先人に感謝するしかないですね。